1杯のカプチーノができるまで。
- 2013.04.30 Tuesday
- 22:15
こんにちは。今日は雨模様。なんとなく肌寒く、コーヒーが恋しくなるお天気でしたね。お店の方もゆったりだったので、エスプレッソについて最近いろいろ研究してる主人にカプチーノを作ってもらいました。カプチーノとは、エスプレッソに泡立てた牛乳を加えたもののこと。
主人が使ってるマシンはこちら。メタリックな外観がシブい、イタリアLa Pavoni社のエスプレッソマシン。業務用エスプレッソメーカーを初めて開発した歴史あるメーカーとしても有名です。
まずは豆をゴリゴリ。あえてハンドミルで。エスプレッソには深煎りの豆をとても細かい挽き目でパウダー状の粉にします。
ちょっと写真では分かりづらいですが・・・ダンパーという道具を使ってカップ状の金属フィルターに粉を詰め込み、圧縮します(ダンピング)。このダンピングもエスプレッソの味を決める大きな要素です。
抽出されるエスプレッソ。
その後、スチーマーで牛乳を泡立てます。ついてるのは温度計。この温度によっても牛乳の甘さが変わります。
泡立てた牛乳をエスプレッソに注げば・・・
ふんわりカプチーノのできあがり!そりゃもう、おいしいです。一口飲んだらなんだか忘れられなくなっちゃいました。
スタイリッシュなデザインでMOMA(ニューヨーク近代美術館)にも展示されおり、007シリーズやゴッドファーザーなどの映画にも登場しています。手動でレバーを操作するため、安定した味を抽出するには高度なテクニックを要するタイプです。
そしてレバーを手動で押し下げます。この力加減によっても味は変わってきます。
(注:お店で提供しているカプチーノはLa Pavoniで淹れたものではなく、デロンギのマシンで淹れたものです。ご了承ください。私では安定した味は出せません 笑)
ただ今ラテアートも研究中。ミルクピッチャーからのミルクの流れだけを繰り模様を描く方法を「フリーポーラテアート」というのですが、なかなか道は険しい!